地球温暖化への取り組み

J&T環境グループでは、省エネルギーや温室効果ガス削減にグループ全体で取組む組織として「地球温暖化対策会議」を設置、運営しています。
本会議では、全国産業廃棄物連合会の業界目標に沿って温室効果ガス排出削減に努めてきました。また、目標年度の2012年度以降については省エネ法に基づいた全社の中長期計画の作成や横浜市、川崎市条例に基づく温暖化対策計画書を作成(横浜、川崎市内事業所)して計画的な省エネルギーの推進に取り組んでいます。

またJ&T環境グループは、環境方針の活動指針の1つに「循環型社会の推進」を挙げており廃棄物のリデュース、リサイクルの推進を通した資源の有効利用により、社会全体での温室効果ガス排出抑制に貢献しています。

1.廃棄物の適正処理による温暖化防止への貢献

RPF

J&T環境は、受入れた廃棄物から有用資源を極力回収し、再生ルートへ還流させています。

  1. 1.建設系廃材からは、廃プラスチック類・木くず・金属くずを、廃蛍光灯からはガラス・アルミ・水銀などを回収します。
  2. 2.廃プラスチック類は扇島工場並びに福山RPF工場で、プラスチックのペレットやRPFに加工します。これらは燃料や製鉄原料のコークス代替等に使用されます。
  3. 3.廃プラスチック類の中でも廃ペットボトルや廃フレコンバッグについては原料として再生し製造メーカーに売却しております。

2.環境マネジメントシステムを適用した省エネルギー、省資源

J&T環境グループのISO14001認証登録工場では、環境目的の一つに挙げている「省エネルギー・省資源の推進」を実施するため、環境目標を自主的に設定し、化石燃料の使用低減や廃棄物処理におけるリサイクル率向上に取り組んでいます。

3.物流関連の省エネルギー、温暖化対策

CNG車(4tアームロール)

廃棄物の収集運搬に用いる車両についても、低公害車の導入を進めており、二酸化炭素排出の少ない天然ガスを燃料としたCNG車を4台導入しています。
また、GPSを利用した運行管理システムを導入し、乗務員の燃費管理やエコドライブの実践に活用しています。

4.発電による創エネルギー

横浜エコクリーン及び川崎エコクリーンでは廃棄物焼却時の排熱を利用した発電を行っています。電力は工場の操業に使用する他、余剰分は売却をしています。
また、西日本本部では事務所の屋根にソーラーパネルを設置し、太陽光発電を行っています。