焼却炉・溶融炉・発電
多様な廃棄物を高温で焼却し、原料としてリサイクル。排ガス対策も万全です。
キルン型焼却炉の概要
キルン型焼却炉の特長
- 1.多種多様な廃棄物に対応
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、ゴムくず、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくずなど、幅広い種類の廃棄物を同時に処理できます。
- 2.高いリサイクル率
回収した焼却灰は、製鉄原料として再利用しています。
- 3.徹底した排ガス対策
熱分解によって発生した排ガスは、苛性ソーダ吹き込みによって塩化水素や硫黄酸化物を除去し、バグフィルタや触媒などによってダイオキシンや窒素酸化物を除去します。
キルン型焼却炉フロー
処理能力
横浜エコクリーン(キルン・ストーカ炉)
排ガス処理 : ばいじん、HCl、SOx、NOx、ダイオキシン
対 象 : 1)産業廃棄物
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、
廃プラスチック類、ガラス・コンクリート・陶磁器くず、
ゴムくず、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、
燃え殻、ばいじん、金属くず
2)特別管理産業廃棄物
汚泥、廃アルカリ
川崎エコクリーン(キルン・ストーカ炉)
排ガス処理 : ばいじん、HCI、SOx、NOx、ダイオキシン
対 象 : 1)産業廃棄物
廃油、廃酸、廃アルカリ、汚泥、
廃プラスチック類、紙くず、繊維くず、
ゴムくず、金属くず、動植物性残さ、
ガラスくず及び陶磁器くず、
2)特別管理産業廃棄物
廃油、汚泥、廃アルカリ、感染性廃棄物
福山焼却炉(キルン型)
排ガス処理 : ばいじん、HCl、SOx、NOx、ダイオキシン
対 象 : 汚泥、廃油、廃プラスチック類、紙くず、
木くず、感染性産業廃棄物
千葉リサイクルセンター
排ガス処理 : ばいじん、HCL、SOx、NOx、ダイオキシン
対 象 : 産業廃棄物(ASR含む)、一般廃棄物
発電 ~パシフィコ横浜における廃棄物を燃料とした電力供給の取組み~
当社は株式会社横浜国際平和会議場(以下パシフィコ横浜)が管理する施設や公園から排出される廃棄物を収集し、自社工場で焼却・発電を行い、JFEグループの「新電力」事業会社(アーバンエナジー株式会社)を通じ、パシフィコ横浜が管理する※臨港パークに電力を供給しています。電力供給量は年間30万kWh(一般家庭の約100世帯分)で、臨港パークの電力需要の一部を賄っています。
アーバンエナジー株式会社はお客様の廃棄物の量に応じて、電力料金を割り引くサービス「創電割®(そうでんわり)」を提供しており、このサービスを利用することで、パシフィコ横浜は臨港パークで消費する電力コストを削減できます。
※臨港パーク
芝生広場、南口広場、潮入りの池などがあり、横浜港を望む抜群のロケーションが目の前に広がるみなとみらい地区最大の緑地。
(パシフィコ横浜のホームページより)
廃棄物の排出場所であるパシフィコ横浜の各施設には分別用ボックスが設置され、廃棄物や資源の収集がより効率的に行われるような環境が整えられています。
流動床ガス化溶融炉の概要
(処分および最終処分業者としてマニフェストE票発行可能。)
流動床ガス化溶融炉の特徴
- 1.安定した熱分解、ガス化
600℃に熱した砂を廃棄物に接触させるため、ごみ質の変動に強く、安定的な熱分解・ガス化が行えます。 - 2.資産価値が高い資源回収
金属類は砂で磨かれるとともに酸化させることなく選別できるため、資産価値が高く回収できます。
流動床ガス化溶融炉焼却フロー
処理能力
東京臨海エコクリーン
排ガス処理:ばいじん、HCI、SOx、NOx、ダイオキシン
対象:廃酸、廃アルカリ、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、
動植物性残さ、ガラスくず及び陶磁器くず
バーチカル炉の概要
(焼却灰を再度、ガス化溶融処理・再資源化することにより、最終処分業者としてマニフェストE票発行可能。)
バーチカル炉の特徴
医療廃棄物に適した処理方式
- 炉内の温度を約900℃の偏りのない状態にできるため、完全燃焼・完全滅菌が可能です。
- 安定したガス(温度・量)が得られ、飛灰も少なくすることができます。
バーチカル炉焼却フロー
処理能力
東京臨海エコクリーン
排ガス処理:ばいじん、HCI、SOx、NOx、ダイオキシン
対象:感染性医療廃棄物、機密媒体
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