PCB(ポリ塩化ビフェニル)とは?
PCBの概要
- PCBとは、ビフェニルの水素が塩素に置換した化合物の総称
- 化学的に安定しており絶縁性に優れていることから用途は多岐にわたる
- 主な用途
- コンデンサやトランスの絶縁油
- 熱交換器の熱媒体
- 感圧複写紙等
PCBの法規制
- 1966年(昭和41年)頃 PCBの有害性発覚
- 1968年(昭和43年) カネミ油症事件発生
- 1972年(昭和47年) PCBの製造・使用禁止
- 2001年(平成13年) PCB特別措置法の制定
- 2027年(平成39年3月) PCB処理期限
PCB廃棄物の種類
高濃度PCB
(1)高圧トランス・コンデンサ等
PCB濃度 60%~100%
高圧トランス、高圧コンデンサ、リアクトル、放電コイル、サージアブソーバー、変成器、開閉器、遮断機、整流器等
(2)安定器等
コンデンサ中のPCB濃度100%
蛍光灯安定器、水銀灯安定器、小型電気機器等
(3)PCB汚染物
感圧複写紙等
低濃度PCB
(1)微量PCB汚染廃電気機器等
トランス・コンデンサー、再生油使用柱上トランス、OFケーブル等
(2)PCB濃度5,000ppm以下のPCB廃棄物
廃油、ウエス、汚泥、防護具類、有機顔料等
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低濃度PCB無害化処理
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