食品リサイクル
食品廃棄物を再生可能エネルギーに変え、地産地消により、循環型社会の実現に貢献
Business
J&T環境の食品リサイクル事業は、独自の技術とノウハウで食品廃棄物を電力や肥料に再生し、資源循環型社会の構築に貢献しています。
環境負荷の低減と地域社会との共創を通じて、共に持続可能な未来を実現する、信頼されるパートナーであり続けます。
01
毎日トン単位で発生する食品廃棄物を、メタン発酵によりバイオガス化し、電気エネルギーへ姿を変え再び社会へ戻す――その循環を自分の手で動かせるのが最大のやりがいです。
成果が発電量として数値化されるため、循環型社会形成への貢献が日々実感できます。
02
パッケージ入りの加工食品や食べ残しには、プラスチック容器などの異物が混ざっていることが多く、従来は肥料や飼料にリサイクルすることが難しいため、多くが焼却処分されていました。
当社では、食品廃棄物から異物を特殊な機械を使って効率的に取り除く独自の選別技術を導入し、今までは焼却するしかなかった食品廃棄物を有効活用しています。食品廃棄物のリサイクル率を高めることで、食品関連事業の環境負荷低減と持続可能な発展に貢献していきます。
03
当社グループに電力会社があるという強みを活かし、食品廃棄物からバイオガス発電で生まれた電力をお客様に還元する「創電割® 」というサービスを始めました。このサービスでは、お客様が出された食品廃棄物の量に応じて、環境に優しい再生可能エネルギーを割引価格で提供しています。環境への負担を減らしながら電気代も節約できるという二重メリットの提供は、総合環境企業J&T環境ならではの独自の強みです。
04
メタン発酵プロセスから生まれる栄養豊かな残渣を肥料として地域農家に直接提供し、その肥料で育まれた高品質な農作物を食品製造事業者へと循環させる革新的な資源循環モデル「農業リサイクルループ」を構築しました。この資源循環型モデルにより、化学肥料の使用量を大幅に削減し、CO2低減に寄与しています。また、直接農家へ肥料供給することで、リアルタイムなフィードバックと需要拡大を実感できる価値ある関係性を育んでいます。食品廃棄物の削減と持続可能な農業の両立を通じて、環境と経済の調和のとれた未来創造に貢献しています。
05
メタン発酵プロセスの前処理工程で発生する異物や、農業利用の需要を超えた発酵残渣は、J&T環境の焼却施設においてサーマルリサイクルを実施しています。J&T環境グループ内の各事業本部間で緊密な連携体制を構築することで、工場内で発生するあらゆる廃棄物も資源として有効活用し、廃棄物ゼロの「100%リサイクル」を実現し、環境負荷の最小化と資源の最大活用を両立しています。